冠婚葬祭で振袖を着るのはどういうシチュエーションなのか、またそれ以外の変わった使い道などについて書きました。

冠婚葬祭で着る振袖について
冠婚葬祭で着る振袖について

冠婚葬祭で着る、それ以外で使う、振袖

冠婚葬祭の中で、年齢が決まっているものは幾つかありますが、成人式もそのひとつです。
女性は振袖を着る場合が多いみたいですが、自分も着せてもらいました。
ちょっと照れましたが、とても嬉しかったです。

でも何故、成人式に振袖なのか、と疑問に思ったことがあります。
その答えは着物屋さんに教えていただきました。
「振袖は、ゆらゆらと揺れる袖から名前が付いている。長い袖で厄をはらうと言われ、19から20才は女性の厄年なので、身を守るために着るのです」ということだそうです。
確かに成人式は20才になる年に行われるので、厄年に重なります。
諸説あるみたいですが、そういう意味で着るのかと勉強になりました。
これから成人式を迎える人に前もって知ってもらうと、当日は、より有難い気持ちで着ることができるかと思います。

ところで、成人式が終わった後、どういう場面で振袖を着ればよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。一般的なのは、結婚式に呼ばれた時に着る場合かと思います。
日本の未婚女性の正装で、かつ盛装ですし、披露宴会場に振袖姿の女性がひとりいると場が華やぐので、ふさわしい服装だと思います。
また、呼ばれた女性たちの中で、ほとんど同じような服装の人がいて、お互いに気まずいことがありますが、振袖だとあまりそういうことはない気がします。
たとえ色が似ていても、柄がかぶることはまずありませんし、帯や小物で全く違う雰囲気になるからです。
その点でも振袖なら安心です。
そして呼ばれた場合以外に、自分の結婚式でお色直しに着る場合もあります。
もともと振袖はおめでたい柄を使っているので、結婚式などのお祝い事に適しているのです。
未婚の女性が着るものなので、着収めにもなりますし、それが自分の晴れの旅立ちの日なら、こんなにおめでたい着収めはないと思います。

では、結婚してしまったら振袖に使い道はないのかというと、そんなことはありません。柄によっては、袖を切って訪問着にすることも可能です。
せっかくなので、長く着れるならそれに越したことはないと思います。
ところで、自分の知り合いに変わった使い方をしている人がいます。
観光地でカフェを始めたのですが、古い民家を改築したお店で大きな吹き抜けがあったので、そこに自分が着ていた振袖を飾ったのです。
「何かタペストリーでも飾ろうかと思ったけれど、店の雰囲気に合った飾りになった」と言っていました。
それが外国のお客さんに大うけで、お土産用のぺらぺらの着物は見慣れているけれど、本物の上等の着物を間近で見る機会はあまりない、と喜ばれるそうです。
こんな使い道もあるので、振袖をたんすの肥やしにせず、自分なりの方法で長く付き合っていきたいと思います。

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